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行灯菓子研究所

海老名市にあるケーキ工房アンドンカフェのパティシエール ちえとひろりんの作品紹介!

アイシングクッキー

失敗のポイント!!どんな事に気をつけるべき?

失敗アイシングクッキー作りで失敗しないようにするためには、どのような事に気をつけたら良いのでしょうか。
各ポイントをまとめてみました。

 

 

・乾燥しやすい材料や適切な乾燥温度を知っておこう

アイシングクッキー作りで失敗しないようにするためには乾燥しやすい材料、そしてそれを扱う温度や時間を把握しておくことが大事です。
例えば乾燥卵白などは乾きが早いため、作業の段取りを逐一確認しながら行っていると、あっという間に固まってしまいます。
アイシングクッキー作りに慣れていない方は前もってこういった材料毎の特性を確認しておきましょう。

また、湿度によっては乾燥させる際の温度や時間が変わってくるケースもあるので、こちらも意識しておきましょう。アイシングのクリームをレシピ通りに混ぜたのに、思った固さにならない事は良くあります。固すぎた場合は水をスポイトなどで追加する。柔らかすぎたら粉糖を振って追加するなど、状況に合わせた適切な作業を行ってくださいね。

変色を防ぐためには、良く練るのがポイント

アイシングクッキーの魅力はなんといってもそのカラーリングの鮮やかさです。見る人を惹きつける発色の良さは、作り手の腕が発揮しやすい重要な部分と言えます。しかし、アイシングクリームの練り方が不十分だと色が薄くなったりムラが出る場合も。もちろん、そうなってしまうと見映え的にはあまりよろしくありません。

では、一体どの程度練れば良いのでしょうか。分量や材料にもよりますが、基本的には10分程度アイシングクリームを練っておきましょう。クリームを持ち上げた際、クリームのツノがしっかり立ち、徐々にお辞儀するような硬さにしておくのが望ましいです。
アイシングクリームを練り続けるとツヤが見るからに出てきます。

塗る範囲や塗り方によって硬さを調整する必要も場合によっては出てきますので、そうしたケースでは水を少しずつ加えて調整していきましょう。最初はミキサーでしっかりと練って、最後にゴムベラを使って仕上げればアイシングクリームのツヤはしっかり出せますよ。

塗り方で失敗しないポイント

アイシングクリームを塗る際に滲んでしまったり、乾燥後色が薄くなったりして失敗するケースも珍しくありません。そんな時にはどんな対策を取ったら良いのでしょうか。
まず、前者のクリームの滲みは、1つ1つクリームを乾燥させながら行うことで回避できます。手間に感じるかもしれませんが、ドライフードメーカーを活用すればこうした作業も手早く行えますよ。また、乾燥した際の色変りは前項で紹介した練りこみが足りないケースに加えてクッキーの油分が影響している可能性があります。ですので、油分が少ないクッキーを使用するか、クッキーの油分が溶け出さないように乾燥温度を調節するなどの対策が必要です。

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