アンドンカフェでデコレーションケーキを始めるにあたってどんなケーキがあるのかを以前、調べてみました。一言でデコレーションケーキと言っても色んなタイプがあるんです。そしてそのタイプごとに得意な作り方だとか特徴があります。皆さんがケーキを頼むときに、何を基準に選ぶかなど参考になればと思います。
- 写真タイプのデコレーションケーキ
- 手書きタイプのデコレーションケーキ
- 飾り付けタイプデコレーションケーキ
- 絞りタイプのデコレーションケーキ
具体的にはデコレーションケーキは主にこの4つのタイプがあると思います。それぞれの特徴とどこで注文できるかなどをお伝えします。
1.写真タイプのデコレーションケーキ
写真ケーキ、ピクトケーキ、フォトケーキなんて言い方をしますが、写真をケーキにする総称です。作り方は食用のプレインターで直接お菓子に印字するタイプと特別なシートに印字してケーキ等に載せるタイプの二つになります。写真ケーキで使われるのは後者の特別なシートに印刷するタイプで、インクの種類は天然色素を使った可食インクと発色に拘った合成色素の可食インクなどがあります。
特徴
写真ケーキの特徴はやはりその精密度です。他のケーキはパティシエなどが絵をかいたりしていますが、写真ケーキは機械で作りために非常に高精細なデザインに対応が可能となります。プリンターで作るために、小さくても細かい絵が描けます。
2.手書きタイプのデコレーションケーキ
手書きタイプのデコレーションケーキはパティシエが一つ一つ絞袋を使ってチョコやゼリーで書いています。
ゼリーを使った光沢のあるデザインからチョコレートを使ったマットな感じまでパティシエの技術によって幅が広がります。
特徴
フルーツのデコレーションと組み合わせるなど、パティシエのセンスで様々なデザインで対応することが可能ですが、その反面で作り手の絵心に左右されることが多く、インスタグラムなどで見ていると、中国のバッタものキャラクターレベルの作品もあるので、過去の作品などをチェックすることをお勧めします。
3.飾り付けタイプのデコレーション
当店でもお作りするタイプのケーキですが、ケーキそのものにデコレーションをするのではなくて、クッキーや板チョコ、マジパンなど他の食材に装飾を施し、それをケーキに載せるタイプになります。
アンドンカフェではアイシングで描いたクッキーをケーキの上に並べる事でデコレーションを致します。
特徴
ケーキそのものに絵をかかない事から、非常にデザインの自由度が高いです。フルーツケーキやイチゴケーキ等、好みのケーキにキャラクターデザインを追加する事ができます。イチゴケーキしか食べられないとか、ケーキの好き嫌いにも対応しやすいのが最大の特徴となります。
作品紹介
絞りタイプのデコレーションケーキ
ケーキを作るのに一つずつ口金を活用して絞って絵を描く。口金の種類は何十通りもあるため、色々な口金を駆使することで様々な絵を描く事が出来る。
特徴
クリームを絞って作っていくために繊細な表現を苦手とする。その反面で立体感あるデザインを作る事が出来るのが最大の特徴となる。写真ケーキも手書きケーキも平面的なデザインになるのに比べ、髪質やドレスなどの立体感あるデザインを表現するのに優れている。