アイシングクッキー作りでフードドライヤーはどのように使ったら良いのでしょうか。今回はフードドライヤーの使い方の説明に加えて、注意点も紹介していきます。
フードドライヤーとは?
ドライフルーツやジャーキー作りに使われるような食材乾燥機器のことをフードドライヤー、もしくはドライフードメーカーと言います。アイシングクッキーの乾燥にも使用されることが多い機器で、近年ではアイシング専用のフードドライヤーも販売されています。
フードドライヤーで乾燥を行うメリットとしては、早く仕上がる事に加えて、色の滲みを防止することなどが挙げられます。
たくさんの色を使うキャラター物のデコレーションでは、濃いカラーが薄いカラーの部分に滲んでしまうケースも珍しくありません。そういった現象を防ぎつつ、素早く乾燥させる事ができるフードドライヤーはアイシングクッキー作りにおいてとても重宝します。特に湿気が多い季節では乾燥しづらくカラーの滲みが起こりやすいのでフードドライヤーの活用が必要です。
ちなみにフードドライヤーを使用する際は、各生地をトレーに分けて乾燥させるのがポイントです。クッキーは厚みがある関係で出来るだけ深めのトレーに、アイシングのパーツなどは浅めのトレーに、といったように分けた使い方をするとそれぞれの乾燥も効率良く行えます。
フードドライヤー使用時の注意点
フードドライヤー使用時の注意点として考えられるのはやはり温度調節の部分。クッキー生地は温度が高すぎると油分が反応して溶けてしまいますしアイシングはヒビが入ったり形が崩れてしまいます。基本的には35度~40度の温度で調整するのが望ましいです。
機器によって乾燥度合いや温度設定が異なるので作業を行う前に機能性をチェックしておくと良いでしょう。こういった事柄があるため初めてフードドライヤーを扱う方は出来るだけ細かい温度調節を心がけてください。また、近年ではコンパクトさを重視している関係で細かい温度調節が出来ないフードドライヤーもあります。ですので、購入する際はその点についても確認しておきましょう。
以上フードドライヤーの使い方や注意点について紹介でした。アイシングクッキー作りではフードドライヤーを上手く使うことは
作業効率を良くすることに繋がります。初心者の方は早いうちに使い方をマスターしてアイシングクッキー作りに役立ててみましょう。